世界で一番特別な場所。

今日は、姉と一緒に近くのアズパークという大型スーパーへ歩いて行ってきました。とはいっても、片道1時間往復2時間もかかった…。。。

来週から臨月に入るというのにかなりエネルギッシュな妊婦に我ながらびっくりする!まだまだ、全然いけるじゃん!って。

 

改めて、自分の健康さに感謝。そして健康に育ててくれた母に感謝!

 

そして、今日スーパーの帰り道、小さい頃から自転車に乗りながらすり抜けたりした細い田んぼ路を歩きながら、なんか昔がキューンと懐かしく思い出されてきました。田んぼの土の香り、少し肌寒くなる春の夕方、大声で鳴く水鳥、田んぼで燃やした草の匂い…。

などなど、五感がフル稼働して私が産まれ育った町の空気をめいっぱい吸っていました。

 

自分が育った町は、特に特別なものがあるわけでもなく、川だってミドリガメが大量に住む汚い川だらけだし、田んぼの多い広大な大自然っていうものでもないし、なんだか中途半端で、「ふ〜んっ」って感じの町だけれど、それでも小さい頃に吸収した土地の空気というのは、今まで旅したどんな世界遺産や世界の絶景をも越える大事な場所なんだなって改めて今日歩きながらそんなことを感じたのでした。美しいものを見て「おーーー!凄い!!」と感動するのとは別な、心と身体の隅々で言葉になりにくい嬉しい気分で満ちあふれるというか、そんな感覚を持てる場所って、たぶん私の育ったこの町しかないっていう感じがする。

 

そんなことを考えながら田んぼのあぜ道で地面にしゃがみ込んで野良猫と遊んでいると遠くまで歩いて先に行ってしまった姉が「マリエ〜、置いてくよ〜」と声をかけてきた。なんだか、大人になっても一緒だなぁと思って無償にキューンとくるそんな夕方だったのでした。

 

ちゃんちゃん!