チリチリワイン

こないだ、マウについてワインの試食会に行ってきた。車でサンティアゴから1.5時間くらいいったところにある小さな町だったけど、チリ!?というくらいそこに住む人種がとにかく白人系がほどんどを占めて、路上犬もほとんどいなくて、唯一見たビーグルっぽい犬は、かなり太っていた。栄養状態の良い野良犬なんだなぁと。

 

マウいわく、この町はどうやらチリの中でもお金持ちが集中的に住む場所なんだそう。チリって不思議だ。住んでいる町によって国が違うのかという程、町の雰囲気が違う。私はサンティアゴのブラジル広場周辺に住んでて、様子が違いすぎて、まるで、家に連れてこられたばかりの金魚が水槽で自分の居場所を探すのに必死になるようにして、キョトキョトしてた。

 

ところで、そう!今回のブログで書きたかったのは、ワインって楽しいってこと。日本に住んでた時は、あまりワインに馴染みがなくて、なんだか敷居が高いイメージがあったけど、今回のワイン試食会では、それがきれに崩れてよかった。

 

とにかく、自分流にワインを楽しめばいいんだなという事が分かった。例えば、ワインを飲む前に香りを楽しんで、この香りは、「グレープフルーツだ」とか「あぁ、この深みは木の匂いだ」とか、好きな様に香りを楽しんだ後、ちょっと空気を入れながらグラスをまわして、空気とワインが混じり合った後の、ワインが変化した匂いを更に楽しむ!

 

私は個人的に、あるチリ人が言ってた「あぁ、これはガソリンスタンドの匂いだ」というコメントが好きだった。自由にワインの香りを楽しんでるなぁと思った。

 

それにしても、チリに来てよかったと思うことの一つがワイン。チリワインはおいしい!